■おはよう!私が夜明けのヴァンです!

『ホッホッホホキャッキャキャッキャホッホッホホッホ…』
俺の携帯に知らない番号から電話が掛かってきた。



基本的に知らない番号には出ない主義なんで無視した。
ほっといたら切れたのだがまた掛かってきた。
こうなるとちょっと出たくなる。何故ならもしかしたら知り合いかもしれないから。

意を決して電話に出ると何やらガヤガヤと騒がしい音が。
とりあえず『もしもーし』と軽やかに声を出したらば『もしもーし』と女性の声で返事が。
ドッキンコ!だ、誰だコレ…!?
俺は女性から電話が掛かってくるようなタイプの男じゃないと自負しているので、
これはすぐさま『あっ間違い電話だな』と確信した。

だが電話の向こうから聞こえる騒音は…
ハ・ハーン!そうかこれは呑み会かなんかの誘いの電話だな~?
心なしか女性はへべれけ声だし、もしかして知り合いか??と思い、
『誰ですか?』と訊いたら『○○ですけど~、□□君~???』

誰じゃい!□□君て!!
知らんわー!そんな男ー!ついでにアンタも知らーん!!
一瞬でも知り合いの誘いかと思った自分が恥ずかしい!
チクショウ!夢見せやがって電話越しのインキュバスめ!
とにかくこの不快な電話を終わらせる為『番号違うんでもう掛けないでくださーい』と言って切った。

静かな夜をかき乱されたのでとりあえず瞑想をして気を高めていると、
『ホッホッホホキャッキャキャッキャホッホッホホッホ…』と俺の携帯が再び鳴った。

そう、俺は電話着信音をディディーコングの声にしているのだ。

番号を見ると、また同じ番号じゃないか!
ダイヤル式の電話で掛けてンのか??じゃねーとこんな間違いねーだろ!とか思いながら、
もう一度電話に出てみた。
すると案の定同じ女性でしかも何で俺の方に掛かってしまってるのか分かってない様子で、
『ん???』とか『アレ???』見たいな声が聞こえる…。

何かもう疲れてきたので普通に『もしかして忘年会とかですかぁ?そうですかーそれは良いですねー。でも番号違うんでもう間違えないでくださーい。ハイお願いしまーす。』と言って切ったぞ!
向こうは『アハ、何回もすみませぇん…^^;』と言っていたぞ!ヤッホウ!言ってやったぞ俺は!
昔の俺はこんな事言えなかったけど、年月が俺を変えたァ!!
てやんでい!ジャポン製のニンジャが怖くてナルトが食えるかってばよう!


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作者近影

ミタラシ

Author:ミタラシ
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